OH BOY!! STATION

ジャキー・ロビンソン

04/13/2024 Atsushi Momiyama #1

PROFILE

Atsushi Momiyama #1

Barber

1 . 1925年のアメリカ合衆国は禁酒法時代。お酒を飲んじゃダメ。ただ、カンザスシティはお酒OK!市議会議員でギャングの "トム・ペンダーガスト" が牛耳ってる街だから禁酒法ガン無視。カンザスシティでは飲む、打つ、抱くです。酒場、賭博、売春宿が大繁盛。こりゃ〜行くは!アメリカ全土からお金をしこたま持った酒豪たちが集まった。ツアーでアメリカ横断するバンドも立ち寄りライブを重ねるうちに "カンザスシティ・ジャズ" が生まれ、酔っ払いたちが踊り狂った。特徴はビッグバンド、スウィング、ブルージー(男くさい)なトラディショナル・スタイル。カウント・ベイシー が作ったジャズなんだ。のちにビ・バップへとつながるダンス・ミュージックはこの楽曲から始まった。

2 . スウィングが優しいね。踊るというより乗れるジャズ。踊るならベニグ(ベニー・グッドマンね!)でしょう!ボクがカンザスシティでDJだったら、こっちのスウィング・ジャズを回すね。

3 . 話を戻します。カウント・ベイシー がニューヨークへ渡り花咲いた1948年、メジャーリーグではジョー・ディマジオ、テッド・ウィリアムズ、そして唯一の黒人プレイヤー、ジャッキー・ロビンソンが大活躍。カウント・ベイシー に刺さりこの楽曲を作った。歌詞からもファン度が伝わる。「ジャッキーのヒットを観たか?最高にクールなヤツさ...」

4 . こちらはカバー。歌うのは世界屈指のヴォーカリスト "ナット・キング・コール" の実娘 "ナタリー・コール" 。

5 . 第二次世界大戦中、兵士が戦場から恋人を想い「生還してお前の元へ帰る。ジャッキー・ロビンソンのホームスチールのように...」切なさを歌うジョー・テックス。先輩の走塁は凄まじいスピード。塁に出るとホームへ生還することが多いからね。

6 . NBA ネッツ、ブルックリンへ移転。Jay-Z がオーナーになった。「オレも黒いリッキーになったんだぜ!」ブルックリン・ドジャースのオーナー "ブランチ・リッキー" をリスペクト。サブスクから削除され、Blooklyn のスペルが間違っているブートレグをお楽しみ下さい。声はJay-Zです。

7 . ジャッキーの打席の実況を聴いてお別れです。

 

 

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